エコキュートをお得に活用して節電する方法|エコワン倉敷店

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エコキュートをお得に使う方法

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エコキュートをお得に使う方法

「エコキュートって、電気代も節約できるし、環境にも優しいって聞くけど、どうすればもっとお得に使えるの?」…そんな疑問をお持ちのあなたへ。
エコキュートは、使い方次第では、光熱費を大幅に節約できる可能性を秘めています。

ここでは、エコキュートをどう使用したら光熱費を節約できるのか…などの具体的な方法や使用上の注意点を詳しく解説していきます。
エコキュートを導入済みの方、これから取替、交換、設置を検討している方、どちらの方にも役立つ情報が満載です。

SAVE ELECTRICITY

エコキュートを最大限に活用し、
節電する11のポイント

エコキュートは、電気でお湯を沸かすことで、光熱費の削減に貢献してくれる便利な家電製品です。
しかし、設定や使い方によっては、思わぬ電気代がかかってしまうことも。
そこで、エコキュートを最大限に活用し、電気料金を節約する方法を詳しくご紹介します。

  • 省エネモードの活用

    エコキュートには、消費電力を抑えるための「省エネモード」が搭載されています。
    このモードでは、外気温や湯の使用量などを感知し、最適な運転を行います。
    例えば、気温が高い日はお湯の温度を少し下げたり、湯の使用量が少ない日は沸き上げ時間を短くしたりすることで、無駄な電力を消費することを防ぎます。

    三菱電機の省エネモード「おまかせ」は過去2週間の使用量を学習し、最適な湯量を算出して夜間に自動で沸かします。
    必要量以上に沸かし過ぎることがないため、電気代を節約できる機能です。
    また、夜間に沸かした湯量が翌日足りなさそうな場合に、お湯が切れそうな見通しがたつと自動で沸き増しをおこなう機能があります。洗い物やシャワーの途中で湯切れしてしまうことがないので、省エネモードにしていても快適に使用可能です。

  • 電気代が安い時間帯に使用する

    夜間など、電気料金が安い時間帯にエコキュートを運転するように設定することで、電気料金の節約に繋がります。
    多くの電力会社では、夜間の電気料金が昼間に比べて安くなっています。
    下表は東京電力の「スマートライフ」の料金プランです。

    時間帯区分 1kWhあたりの料金(税込)
    午前6時~午前1時 35.76円
    午前1時~午前6時 27.86円

    東京電力の夜間と日中の料金と比較すると、夜間の料金の方が8円ほど安くなっています。
    参考:スマートライフ-東京電力エナジーパートナー

    同じ湯量を沸かすのであれば夜間や土日祝日に沸かすほうが圧倒的にお得なため、デイタイム(日中)に追加で沸かさないように使用湯量を調整するのが料金を抑えるコツです。
    調整方法としては、洗い物をする際にお湯を流しっぱなしにしない、温度を低めに設定して使用するなどがあります。
    貯湯タンク内の残量はタッチパネルで確認できるため、少ない時は洗濯・乾燥を夜間にするなど工夫してください。

  • 他の家電を使う時間帯を変える

    エコキュートを導入しても、あまり電気代が下がらない場合は、その他の家電を日中に使い過ぎている可能性が考えられます。
    電子レンジや洗濯機・乾燥機、エアコンなど消費電力の大きい家電を日中に使い過ぎると、日中の電気料金は高く設定されているため、エコキュートによる電気代の削減効果はあまり実感できないでしょう。
    日中に家族の誰かが在宅していることが多く、家事を日中に行うことが多いご家庭の場合は太陽光発電との併用も検討するのがおすすめです。

    日中の電力を太陽光発電で補い、余った電力を夜間にエコキュートで使用すれば効率的な電力消費が可能になるでしょう。
    太陽光発電と併用する場合は、お湯の沸き上げ時間がデイタイムに重ならないよう調節する必要があります。

  • タンクの設定温度を下げる

    季節にあわせて貯湯タンクの設定温度を調節すると、電気代を無駄にせず給湯できます。
    エコキュートで沸かしたお湯の各所への給湯は、水を混ぜて調温してから送る仕組みです。
    貯湯タンクから蛇口までは配管を通るため、お湯の温度が3℃前後下がります。
    それによってぬるく感じてしまうと、お湯を必要以上に多く使ってしまいがちなので、適温に設定することが大切です。

    一般的に、節電を意識しない場合の給湯温度は60度、節電を意識する場合の給湯温度は50度設定くらいが丁度いいといわれています。
    夏場は水道水の温度も高くなっているので、「沸き上げ温度を下げる」または「沸かす湯量を少なめに設定する」と電気代も水道代も無駄にせず効率よく給湯できるでしょう。

  • 自動沸き増し機能の見直し

    エコキュートに「自動沸き増し機能」がついている場合は、停止しておくと電気代の節約になります。
    自動沸き増し機能は、タンクの湯量が不足しそうな時に自動で日中に沸き増しをする便利な機能ですが、デイタイム料金の日中に沸かすと電気代が割高になるため、電気消費量が増える原因にもなります。
    なるべく日中に湯切れしないよう使用湯量を調節しましょう。

    また、家族の人数や生活スタイルに合わせて、必要最低限の機能に設定するか、手動で沸き増しをするようにしましょう。

  • ピークカット設定の活用

    ピークカット設定とは、電力会社が設定した電気料金の高いピーク時間帯にエコキュートの運転を控える機能です。契約している電気料金プランの「ピーク」の間は、お湯が少なくなっても自動沸き増しをしないように設定できます。
    ご自宅のエコキュートにピークカット設定がある場合は、ピークカット設定をしておかないと、電気代が高額になってしまう可能性があります。

  • 追い焚きではなく高温足し湯

    追い焚きや自動保温は、一度温めたお湯を循環させて再び温めるため、タンク内の熱エネルギーの無駄遣いです。
    それに対して、高温足し湯は、タンク内の熱いお湯を足すだけなので、タンク内の熱は下がらず追い焚きに比べて省エネです。

    自動保温をして浴槽の温度を保つご家庭も多いですが、エコキュートを導入しているのであれば、ぬるくなったと感じた時点で高温足し湯をしましょう。
    完全に冷めて高温足し湯では十分でない場合は、追い焚きか再度湯張りをしてください。
    追い焚きは消費電力が増えるため、水温が低い場合は再度湯はりをしたほうが省エネです。

  • お風呂は間隔を空けずに、続けて入りましょう

    お風呂を沸かした後は、できるだけ早く入りましょう。
    時間が経つと、お湯の温度が下がり、再び温めるために電気が必要になります。
    ですから、お風呂を沸かしてから時間をあけず、さらに入る間隔を空けないように、家族全員で同じ時間帯にお風呂に入ることが大切です。

    また、エコキュートのメーカーにもよりますが、保温は自動の場合が多いため、自動保温機能はオフにしましょう。
    自動保温をオフにしても、湯船にふたをしておけば一定時間は温かさをキープできます。

  • 毎日新しく湯はりする

    前日の残り湯を追い焚きして再利用しているご家庭もありますが、エコキュートの場合は毎日新たに湯はりするほうが経済的です。
    完全に冷めきったお湯をエコキュートの追い焚きで温め直すと、貯湯タンク内のお湯が不足したりお昼に追加で沸かす必要があったりします。
    前日の残り湯がもったいないと感じる方は、洗濯など他の用途に活用するのがおすすめです。

  • 旅行などで家を空けるときは不在設定

    旅行などで家を空ける場合は、エコキュートの運転を停止する「不在設定」「休止設定」を使いましょう。
    無駄な湯沸かしを防ぎ、電気料金の節約に繋がります。
    帰宅前夜に運転を開始する設定にしておけば、帰宅日の日中からお湯を使えます。

  • エコキュートのタンク容量を大きめに

    エコキュートで最も避けたいのは、日中にタンク内のお湯がなくなり電気代が割高な日中にお湯を沸かすことです。
    容量が大きい機種を選ぶと本体価格が10万円程度高くなりますが、一度にたくさんのお湯を沸かすことができるため、頻繁に湯はりする必要がなくなり、結果的に節電につながる可能性があります。
    ただし、設置スペースや初期費用などを考慮する必要があります。

    世帯人数ぎりぎりのタンク容量にすると、こまめにお湯の残量を確認したり使用量を調整したりと手間がかかり、使い始めてから不足することが分かったり、災害など不測の事態に湯切れを起こしたりする可能性も高いです。
    湯切れを防ぐために、世帯人数にあわせて想定使用量よりも少し大きめのタンクを選びましょう。

CAUTIONS

エコキュートを使用する際の
3つの注意点

節電を心がけているのになかなか電気代が
減らないという方は、
以下の注意点に
該当していないか気をつけてください。

  • 日中に湯切れをおこさないよう調整する

    エコキュートの最大の特徴は、電気代がお得な夜間電力で沸かせたお湯を日中に使うところなので、電気代を節約するためには、日中に湯切れにならないようお湯の使用量を調整することが重要になります。

    メーカーによっては、過去2週間から1週間の湯量を記憶して、最適な量を自動で沸かす機能があります。
    日々の使用量が安定していれば問題ありませんが、日によって使用量が大きく異なるご家庭は注意が必要です。
    沸かし過ぎたり、日中に湯切れをおこしたりする日がある場合、エコキュートのメリットが得られず、電気代の節約効果を感じていただけえない可能性があります。
    夜間の貯湯量では足りず追加で沸かす必要にかられないよう、上手に調整することがエコキュートでの節電ポイントです。

  • 日中の電気使用量を減らす

    エコキュートを導入されるご家庭ではほとんどの場合、デイタイムの電気料金が高く、ナイトタイムが安いプランを選ばれていることでしょう。
    電気料金の日中の電気使用量を減らすことで、ピークカット設定の効果を高めることができます。
    デイタイムの電気使用量が多くなると、以前よりも電気代が増えてしまう可能性がありますので注意が必要です。

    例えば、洗濯機や乾燥機など消費電力の大きい家電を使う家事を日中から夜間にシフトできないかなど工夫してみましょう。
    日中に常に誰か在宅しているようなご家庭の場合は、太陽発電との併用をおすすめします。
    日中の電力を太陽光発電で補い、余った電力を夜間にエコキュートで使用すれば効率的な電力消費が可能になるでしょう。

  • ピークシフトプランの検討

    現在ピークシフトプランを契約しているご家庭の場合は、異なる電気料金プランの切り替えも検討してみてください。
    以前は夏季(7月~9月)とそれ以外(10月~6月)で電気料金のシステムが異なる「ピークシフトプラン」を提供していました。
    新規受付は停止されています、今もなお継続して利用されているご家庭は少なくありません。

    夏季の午後1時~午後4時の電気料金が高くなるピークシフトプランは、エコキュートで日中お湯を沸かしてしまうと電気代が割高になってしまいます。
    エコキュートを導入する場合は、ピークシフトプランから他のプランへの切り替えも視野に入れてください。
    これらの方法を組み合わせることで、より効果的に電気料金を節約することができます。
    ご自身のライフスタイルに合わせて、最適な方法を見つけてみてください。

電気代節約のためにエコキュートを検討する場合、適切な電気料金プランの選択は欠かせません。
エコキュートを導入しているご家庭は、夜間の料金が安いオール電化向けのプランを選択されているケースがほとんどでしょう。
しかし電力会社によっては、夜間料金がお得なプランが複数存在する場合もあるので、各ご家庭にあった最適なプランを選ぶことが重要です。

ご家庭のライフスタイルに沿うプランを選択し、一番お得な時間帯にエコキュートを稼働させることが、より効率的な電気代の節約に繋がります。
現在、家の購入やリフォームにあわせてエコキュートを導入すると、自治体の補助金がもらえる可能性もあります。給湯器の新調を検討される方には是非エコキュートの導入をご検討ください。

また、エコキュートの導入にあわせて、太陽光発電や蓄熱、蓄電なども検討するのがおすすめです。
災害時もお湯や電気が使える画期的なエコキュートシステムや蓄電システムなどは、地震大国の日本では被災した際にとても重宝します。

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