エラー対処法
2025.11.08CORONAエコキュート エラーコード【U07】が表示された時の対処方法について
CORONAエコキュート エラーコード【U07】の対処方法
CORONA（コロナ）製エコキュートでエラーコード**【U07】が表示された場合、これは部品の故障**を示しており、お客様ご自身での解決は困難なため、専門業者による点検・修理が必要です。
1. U07エラーの原因と意味
エラーコード【U07】は、ヒートポンプユニット内での以下の異常を検知しています。
- 原因： 熱交2次出口サーミスタの故障（熱交換器に付いているセンサーの異常）
- 状態： 熱交換器の出口温度を測定するセンサーが正常に機能していない状態です。このセンサーは、お湯を沸かすプロセスの重要な温度管理に関わるため、異常があると沸き上げ運転ができず、お湯が作れなくなります。
このエラーは、凍結や断水といった一時的なトラブルではなく、部品交換を伴う故障の可能性が非常に高いです。
2. まず試すべき対処方法（電源リセット）
U07エラーが出た場合でも、一時的なシステムの誤作動や通信エラーの可能性を排除するため、まずは以下のリセット操作を試みてください。
1. リモコンによるエラーリセット
お使いのエコキュートの機種によって操作が異なります。以下のいずれかの方法でエラーリセットを試みてください。
- 台所リモコン（メイン）：リモコンの「運転モード」ボタンと「予約」ボタンを同時に5秒以上長押し。
- 浴室リモコン：リモコンの「給湯温度▼」ボタンと「ふろ温度▲」ボタンを同時に5秒以上長押し。
2. 貯湯タンクユニットの電源リセット
リモコン操作でエラーが消えない場合は、本体の電源をリセットします。
- **貯湯ユニット（お湯のタンク側）にある漏電遮断器（ブレーカー）**を「OFF」にします。
- そのまま5分程度待機します。
- 再度ブレーカーを「ON」に戻します。
3. エラーが解消しない場合：修理・点検の依頼
リセット操作を行っても【U07】が再表示される場合は、サーミスタまたは関連する制御回路の故障が考えられます。お客様ご自身での修理は危険ですので、絶対に専門業者に点検・修理を依頼してください。
連絡すべき窓口
以下のいずれかへ連絡し、エラーコード**【U07】が表示されていること、お使いのエコキュートの型番や使用年数**を伝えて修理を依頼してください。
- 株式会社コロナ サービスセンター
- エコキュートを購入・設置した販売店または施工業者
- エコキュート専門の修理業者
4. 買い替えの検討について
U07エラーは内部部品の故障であり、修理には部品代と工賃がかかります。
- エコキュートの設置から10年以上が経過している場合、他の部品も劣化している可能性が高いため、修理後に別の箇所が故障するリスクがあります。
- **修理費用（目安：数万円〜10万円以上）が高額になる場合は、保証期間が長い新しい本体への交換（買い替え）**を検討した方が、今後の安心と長期的な経済性において有利になることがあります。
修理の見積もりを取る際に、設置年数も考慮し、修理と買い替えの両方の費用を比較検討することをおすすめします。
ご参考までに一読ください。
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