CORONAエコキュート エラーコード【H30】が表示された時の対処方法について - エコワン倉敷店

CORONA（コロナ）製エコキュートでエラーコード【H30】が表示された場合、これは**「コンプレッサ制御系の故障」**を意味します。

【H2*】や【H30】のエラーは、ヒートポンプユニット（室外機）にあるコンプレッサーの制御に関する深刻な異常を検知したことを示しており、基本的にお客様ご自身での修理はできません。

まず、一時的な誤作動の可能性があるため、以下のリセット操作を試みてください。

1. エラーのリセット（再起動）

A. リモコンでのリセット

• お使いのエコキュートの機種によってリセット方法が異なりますので、必ず取扱説明書で正確な手順を確認してください。
• 一般的な方法の例として、台所リモコンまたは浴室リモコン上の特定のボタンを同時に5秒程度長押しします。

B. 本体（ブレーカー）でのリセット

• 貯湯ユニット（お湯のタンク）の近くにある**漏電遮断器（エコキュート専用のブレーカー）を「OFF」**にします。
• **1～2分程度待ってから、再度ブレーカーを「ON」**に戻し、エコキュートを再起動させます。

【重要】再発時・エラーが消えない場合の対応

• リセット操作を行ってもエラーがすぐに再表示される、またはエラーが解消しない場合は、コンプレッサー本体、制御基板、またはそれらを繋ぐ配線などの故障の可能性が非常に高いです。
• お客様ご自身での本体の分解や修理は感電などの危険があるため、絶対に行わないでください。

速やかに以下の専門機関に連絡して、点検・修理を依頼してください。

• メーカー（コロナ）のサービスセンター
• エコキュートを購入・設置した販売店または施工業者

修理を依頼する際は、保証期間内であるかどうかや、およその修理費用についても確認してください。コンプレッサ制御系の故障は、エコキュートの心臓部に関わるため、高額な修理費用が発生したり、使用年数によっては本体交換を推奨されたりする場合があります。